Shopeeの日本セラーになりました。

タイトル通りShopeeの日本セラーになりました。

フィリピンでビジネスを開始するので、フィリピンのビジネスの＋αとして、Shopeeも活用して日本の物を販売できればいいなぁ。という軽い気持ちから始めました。

Shopeeの日本セラーになるのは簡単

Shopeeの日本セラーになるのは、超簡単。

上記のShopee Japanからアカウント申請をすると、Shopee Japanの担当者の方から返信が届き、順番通りに入力するだけで誰でも日本セラーになることが可能です。

初期費用だけでなく月々の費用も一切かからずに、日本からフィリピンに売ることができるようになるので、簡単そうに見えますが･･･

正直な話、Shopeeは厳しい

EC初心者なので、わからないことだらけですが、お小遣い程度を稼げても、それ以上の利益を継続的に得るのは厳しいと感じました。

EC経験者などの知識のある人は可能性はあるとは思いますが･･･

フィリピン国内の売れ筋商品、配送料についてなど一通り調べ、結果Shopeeは厳しいという判断になりました。

１、日本製の売れ筋商品は、すでにShopee内に溢れかえっている

日本の商品は、日本にいる販売者だけでなく、フィリピン国内にも販売者が多く出品しています。

そうなってくると、フィリピン同士の配送のほうが配送料が安い分、日本の販売者は価格負けしてしまいます。

２、配送料に注意

最後の最後まで悩んだのが購入者に届くまでにかかってくる合計の配送料です。

資料はあっても、実際に総額でどのくらい配送料がかかるのか理解できませんでした。

日本にいる販売者⇒フィリピンにいる購入者への配送方法は大きく分けると２つ。

EMSなどでの配送も可能のようですが、手間だけでなく配送料が高すぎるので、Shopee独自の配送サービス、SLS（Shopee Logistics Service）を利用する一択になります。

このSLS（Shopee Logistics Service）は、50グラム刻みで配送料が変わり、フィリピンの場合、100gなら販売者負担が31ペソ（約80円）、500gなら231ペソ(約600円）と破格の安さに見えてしまいますが、販売者⇒Shopee国内倉庫への配送料が別途かかるために商品の値段設定が複雑になります。

そして、このShopee国内倉庫への配送料が結構痛い。

Shopeeに集荷を頼むことをSPS（Shopee Pickup Service）という集荷システムになるのですが、荷物1つ辺り、710円～（地域によって）費用がかかります。

このSPSという集荷システム、月800件程度の販売実績のある優良販売者は無料で利用することができますが、月800件という条件はかなり厳しい道のりだと感じました。

３、複数人もしくは、１回の買い物で複数の商品を買ってもらえて初めて利益が出せる

Shopee独自の配送SLS（Shopee Logistics Service）を利用すれば日本⇒フィリピンへの配送料は非常に安く抑えられるように見えますが、日本にいる販売者⇒Shopee国内倉庫への配送料も考えて価格設定しないと赤字になってしまいます。

上記で記載したSPS（Shopee Pickup Service）が無料で利用できるようになる月800件程度の販売実績を目指し、最初のうちは薄利多売でコツコツ頑張り、無料SPSを利用できるようになれば安定して稼げるようになります。

しかし、１．でも記載した通り、ライバルセラーの少ない売れる商品を発掘できればの話ですね･･･。

手間ばかりかかって利益にならない可能性が高い

Shopee内で人気のある日本の商品は、

1. スキンケア関連
2. 美容関連
3. サプリメント関連
4. 食品関連

これらはShopee全体でも人気のジャンルのため、日本からの販売者だけでなく、フィリピンにも多くのライバルが同じ商品を販売しています。

そうなってくると薄利多売しないと勝ち目が無いですし、

いろんなものを出品してみる

人気のジャンルにこれから食い込むのは不可能に近いため、新しいジャンルを開拓できるように様々なジャンルの商品を出品して可能性を模索してみようと思います。

もしショップの訪問者数を稼げる商品があれば、そのジャンルの商品を選択肢を最大限広げ、新規開拓するしかShopeeで稼ぐ道は難しいと思います。

無料で利用できるので、勉強のためにいろいろ試すのも楽しいと思います。